ハナちゃんの受難

 今日は何だかぐずっている。
 昨日は雨が降って気温が下がって今朝まで涼しかったのに、またお日様が出てきて暑くなってきたからだろうか。ベビちゃんは暑いのがキライらしい。まあ、好きな人はそう多くないと思うが(笑)。

 実家には犬がいる。ブルドック、6歳、ハナちゃん(仮名)。
 当然、ベビちゃんが生まれる前からこの家の住人として、庭のかなりの面積を専有している。ベビちゃんがお腹にいるうちは、毎日行きたくもない散歩に付き合わされ、暇な(?)妊婦にやたらとかまわれていたのに。。。ベビちゃんが生まれた途端、散歩にも行ってもらえない。
 ハナちゃんにしてみれば、いきなりの待遇の変化は理解できないに違いない。家の中からは、明らかに新たなる未知の生物(笑)の泣き声がする。呼んでも顔も見せてくれない。

 雨で泥がついてしまった食器を洗ったり、久しぶりに“あったいな(小屋の中に敷いているバスタオル類)”を干したりしようと、ハナちゃんのところに行こうとする。
 ベビちゃんが寝た隙に外に出て、ハナちゃんを小屋から出すと! ベビちゃんが泣くのだ。ハナちゃんは勝手口の下で待たされたり、また小屋入れられたり、良い迷惑である。ベビちゃんが大きくなったら一緒に散歩に行こうね。と思うが、甥っ子を見る限り、私とベビちゃんとハナちゃん=3人での散歩は当分無理と思われる。ごめんね、ハナちゃん。

 2人目以降の子供が生まれた時、上の子の扱いは、きっとこうなるのだろうなぁ。と思う。今まで自分1人に注がれていた愛情が、突然登場した生き物に取られてしまう。まあ、それも仕方がないのですが。下の子からすれば、自分は生涯100%の愛情が注がれることはない訳で。長男・長女の性格、真ん中っ子の性格、末っ子の性格、傾向があるのは当然だと思う。どのポジションが一番良いかは分からない。私は自分のポジションは好きだけどね。